
drawing by hanateru “ 春色のゆめ ”
( この画は、2020年よりMaduで
販売して下さっているOriginal Calendarの
3月に掲載されているものです。 )
桃の節句も過ぎ、景色がどんどん
明るく鮮やかになってゆきます。
それと同時に花粉で目や鼻がムズムズしてきますが、
やっぱり草木が萌えゆくこの季節は
昔から一番好きで心がワクワクします。
冬の間は、仕事に追われている時以外は、
7時を過ぎないと中々起きられないのですが、
そろそろ鳥のさえずりと共に
早起きしようかと思います。
・・

吹雪の中の白馬の森
先月末に、たった2日間ではありましたが、
1年ぶりに白馬へ赴きスキー三昧してきました。
寒いのが苦手な私ですが、
白銀の世界の美しさは格別です!!
年に1〜2回ほどしかスキーをしない為、
毎回、初日は緊張で全身ガッチガチ状態で、、
筋肉痛というより筋肉疲弊でぐったりするのですが、
今年は少し力みが取れたのか楽に滑れました。
勿論、まだ初心者に毛が生えたような
滑りしか出来ないのですが、
普段全く使わない筋肉を使うことで、
全身の細胞と魂が活性化し目覚める感じが
とても興味深く痛快なのです!
スキーは、机に向かって字や絵を描いている時の
魂が拡大してゆくイメージとは真逆で、
全身全霊でバランスを取りながら
“ 時を掴んで捉え、束ねる ” ような感覚。
私にとっては、それはもはや修行というか、
刺激的なプチ命がけの行為でもあるんです!!
魂をふわふわと浮かべ image を膨らませて
創作する時間もとても愉しいのですが、
身体の奥深くに魂をぎゅっと納め、
集中して真剣に何かに向かうことが、
今の私にはとても必要不可欠な流れで、
大きな学びとなっている気がします(^-^)>"
そんな一体感になる感覚に徐々が馴染んでくると、
真っ白な世界を自由に駆け巡る
風になったような気分になり、
心の中がパーッと晴れ渡ってゆきます!
ですが油断は禁物で、そんな時にいつも豪快に転倒し、
雪の中にどえらい格好で投げ出され、
余りの衝撃の大きさに子供の頃の記憶が蘇り...
暫しキョトンとなるんです。
そして、怪我や痛みがないことを確認すると、
こんな年齢になっているにも拘らず、
上手に転べたことが妙に誇らしく思えてきて、
自分の身体と神様に感謝し、
気を取り直してスキーを再開!!
そんな懐かしくも新しい
非日常の時間や感覚を楽しんでいます。
でも、もう中々の年齢なので怪我や骨折だけは
しないように心がけねばですが、
来年もまた、どこかの雪山を訪れて、
風と仲良くなれたらいいなーなんて思います。

吹雪の中で時折、顔を覗かせてくれたお日様
皆様も、良き春をお過ごしください♪♪