
photo by hanateru “ Jicconの草花♡ ”
::: 毎月 第2(火) に開催 ( 月1回コース/お月謝・会員制 ) :::
日 時:4/10( 火 ) 9:00 - 11:00 満席
費 用:4000円/回 ( desert & drink/資料代などを含む )
初回は、体験レッスンでお道具は全てお貸しします。
持ち物:書道道具がある方はお持ち下さいませ。
( 墨皿・下敷き・文鎮はこちらでもご用意があります )
場 所:http://jiccon.com/map.html
定 員 :6名位まで
道具をお持ちで無い方には...
書道基本キット(11点SET)を別途 5,400円程にてご用意しております。
( 硯/下敷き/文鎮/筆/小筆/墨/墨汁/半紙/硬筆用紙/pen/case )
▷道具の有無は準備の関係上、必ずお申し込みの際にお知らせ下さい。
こちらの教室は、空席がでましたら募集させて頂きます。
ご質問などありましたら「お名前・ご住所・連絡先」をご明記の上 ...
はなてる宛 にご連絡下さいませ。
::: 今後のスケジュール:毎月 第2(火) 開催 :::
・5/ 8 (火) 9:00−11:00
・6/12 (火) 9:00−11:00
・7/10 (火) 9:00−11:00
........................................................... 先月のレッスンの模様 .....................
3月は、北魏時代の名筆 “ 鄭道昭(ていどうしょう)の鄭羲下碑 ”の臨書を!

中国の山東省莱州市の雲峯山という険しい岩山の、
壮大な光景を望む場所にこの磨崖碑は建てられていて、
鄭道昭の父の鄭羲の功徳文が刻まれています。
父の鄭羲は名家の生まれで、皇帝に仕える程の
大変優秀で華々しい経歴を持つ人物でしたが、
政治家としての姿勢は感心出来ないものがあったそうで、
この碑は、父親の悪評を払拭する為に作られたと言われています。
鄭道昭は、書をはじめ文学や学問にも素養を持つ慎み深い人物で、
晩年は熱烈な道教の信徒となり、人民からの信望を得ていたとのこと。
書のタッチは、全体的には四角い印象を持ちますが、
起筆は柔らかな円筆(逆筆)で、線質は篆書と隷書の要素が含まれ、
波打つような伸びやかさと響きのある横線が特徴です。

最初は私のお手本をみて解釈を学び、最終的には原本をみて練習!
鄭道昭の書は、品格を放ちつつ雄大でリズミカル、
多種多様な線質を楽しみながら学べる私も大好きな臨書です。

滎陽(けいよう) は、土地の名前です。
皆さんにとっては、見慣れない初めての鄭道昭の臨書でしたが、
雄大で響きのあるタッチを楽しみながら練習していただけたようです♪♪

この日のデザートは、ビターなカラメルがたまらなく美味しい蒸しプリン♡
季節に因んだテーマに添って、硬筆・仮名・毛筆、そして創作の書など
日常に活かせる書を学べる教室にしたい思っていますので、宜しくお願いします。