昨日(10/12)、ヨーガンレール氏の作品をどうしても観たくて
清澄白河にある現代美術館の
「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」展の
最終日に駆け込んだ。
20代の頃によく訪ねた竹富島の海は
いつもただただ果てしなく美しかったけれど...
すぐ近くの石垣の浜辺は
漂流したゴミで一杯だったことをこの展示で知る。
ここまで酷かったことに愕然とした。
汚したのは私たち人間...
本当に考えさせられる。

昨年の秋に石垣島でこの世を去った...
デザイナーでもあるヨーガンレール氏が
そんな膨大なゴミたちを日々眺め続け
ゴミを拾い集め創ったのが
人生最後のアートワーク。






ゴミがここまで美しくなるなんて
もうこれは魔法だ。
そして、彼の眼差しや日常... 堆積した想いが
さざ波のようにどんどん押し寄せてきて
感極まり、涙がこみ上げて来た。

人の魂を介して創造すること...
ARTにはもの凄く大きな役割があるんだと痛感した。
人生そのものなんだと想った。

私には何が創れるんやろう...な。