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2024年08月14日

残暑お見舞い申し上げます。

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drawing by hanateru “ 立秋 ”

日中は溶けてしまいそうな暑さですが、
立秋(8/7)を過ぎたあたりから
お風呂上がりにひんやりとした空気を感じ、
秋の入口に立っていることに
気付かされます。
旧暦には自然と寄り添ってきた
先人達の暮らしの智慧が詰まっていて、
その悠久の流れの上で
生きていられることの尊さと、
感謝をしみじみと感じるのです。

・・

私の方は暑さにバテながらも...
今年で5年目の開催となる
ENCOUNTER Madu Aoyamaさんでの
カレンダー原画展の為の制作の
日々を過ごしていますアート

ですが、季節ならではの行事や催し、
観たい個展や展覧会があると
心の赴くままに足を運び
沢山の刺激と感動を受け取り
英気を養っています♪♪

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数年ぶりに覚園寺黒地蔵縁日へ...

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今年は早朝に... 感謝と祈りの時間

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蓮の実が青々と美しかったです。

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鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムで開催中の
大好きな養老孟司先生の蟲展へ。

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美しくもユニークな蟲たちの姿や解説、
標本の多さと小ささに驚愕しました!

沢山のお仕事をされながらも
それとは別の愉しみに情熱を注ぎ、
子供達や社会に向けて明るいカタチで
メッセージを発信し続けておられる
先生に更なる尊敬の念と
憧れの思いが膨らみました。

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養老先生の作業スペースにキュン!

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ホウセキゾウムシさん

ラッキーなことに会場に
養老先生がいらっしゃったので、
蟲を眺める合間にドキドキチラリ。
折角の機会なので、帰り際に
ご挨拶だけして会場を後にしました。
はぁ、心満ちる時間となりました!

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参道には、しりあがり寿氏のぼんぼりが!

https://youtu.be/-T-djxo3u0w?si=o7VNTUJ9IS9z8rlF
ならべうたシリーズは何度観ても痛快

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代官山にあるルーフミュージアム
カフェも凄く素敵で時々行くのですが、
その2Fにあるミュージアムで開催中の
田中健太郎氏の個展に伺ってきました。

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初日だったので在廊されていて
制作過程や作品についての想いなど
色々とお話をして伺えたのですが、
全ての作品は、自画像のようなものだと
真っ直ぐな眼差しで仰っていて、
その言葉がとても心に残りました。

自分と真摯に向き合い、
全力で表現するということは
その時その時の自分を投影すること。
それだけの熱量で創作されているからこそ
人の心を動かし沢山のファンが
いらっしゃるんだなーと
大きく頷きました!!

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田中健太郎氏が来てくださった皆様に
感謝の気持ちをカタチにして
手渡ししたいと準備されていた
名刺サイズの画も戴いて、感激!
額に入れて飾ろうと思います!!

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そして、昨日は横須賀美術館で開催の
エドワード・ゴーリーをめぐる旅展に。

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小さい頃から何度も手に取り、
絵の美しさと独特の世界観に
魅了されながらも...
怖すぎて手元に置けなかった
ある意味特別な絵本。

今回、初めて原画を観たのですが、
ゴーリーさんの線の繊細さと美しさと
小さな絵の中に息づく
時の重なりに魂が震えました。
印刷物でも繊細だと感じていましたが、
原画は比べものにならないほど
活々としていて想像を超える
緻密さは圧巻でした!

紡がれた殆どの物語は、謎めいていて
救いようのないものが多いのですが、
その根底には理不尽な世の中への嘆き、
命の尊さと儚さ、迸る情熱を感じました。
ヒトという生き物も他の動物と同じで
最後は呆気なく消えてしまうこと...
そこには一定の法則なんてないのです。

溢れんばかりの情熱が
注ぎ込まれた美しい絵に、
残酷で不条理な物語が余りにも
ドライでクールなテンポで描かれていて、
ゴーリーさんの底知れぬ思考力と人間力、
そしてユーモアを感じてしまうのです。

そこには人間の根底に眠っている
野生というものをノックされるような
不思議な感覚を覚えます。

魂が痺れる素晴らしい展示でした。

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コンテナ船が行き交う美術館からの眺め

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逗子の浜辺で観た、夕暮れに浮かぶ三日月

さぁ、私も創作に励みまーす(^-^)/

posted by hanateru*はなてる at 15:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞

2024年08月01日

hanateru calendar 2024 “ August ” 


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drawing by hanateru*はなてる “ 森 ∞ 海 ”


( 2020年より毎年 Madu(マディ)
全店で販売して頂いている
Original Calendar の今月の画です。)

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暑中お見舞い申し上げます。

夏真っ盛りの8月がはじまりました。
眩い朝陽に目を細め
蝉達の大合唱を聴きながら
珈琲を煎れ、朝ごはんをこさえる時間が
何とも心地良い季節です。

私の方は、今年も有難いことに
Madu Aoyamaさんでのカレンダー展が
( 10/26〜11/24 ) に開催させて貰える運びとなり、
制作三昧の日々を過ごしています♪♪

インプットしたものを解き放つ感覚、
創作に没頭できる時間、
そして、この5年間ず〜っと
温かく見守って来てくださっている
Madu(マディ)の企画担当者である綿引さんと
やり取りしながら過ごすこの時期が
私にとっては大変尊く愛おしいのです。

5年目という節目でもありますので、
新たな表現にもチャレンジしたいと思っています!

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意識が遠のく程の猛暑日が続いていますが、
皆様も、水分をたっぷりと摂り、
心身ともに健やかにご無理なきよう
葉月の日々をお過ごしください。

posted by hanateru*はなてる at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事・作品