25歳の頃初めて友人に誘われ...足を踏み入れた楽園。

縁あって...シュバイツアー博士のような姿をした画家のおじいちゃん宅に
魔法にかけられたかの如く...幾度となく書の制作を口実に遊びに行きました。
年はうんと離れていたけど...心が通い合うとても大切な人でした。
そこではいつも鳥の声がさえずり、木漏れ日がゆらゆらしていて
それぞれのお気に入りの音楽をかけながら...ゆっくりお食事。
おじいちゃんが好んで聴いていたのは jazz( Ella Fitzgerald )、enya、SLAVA...
そして私は...誰かの置き土産のシャンソン♪♪
音と光と影、そして本物の自然に触れた“ 人生の宝物 ”のような時間...
庭には手作りのブランコ、花々、そして家の中のモノは
一つ一つが手作りで心地よく...そこに居れるだけで幸福感に満たされました。
“シャンソン”を耳にすると...その情景がふわぁ〜と蘇ってきます。



イブ・モンタンの“枯葉” ...もう完璧です。
http://www.youtube.com/watch?v=JWfsp8kwJto&NR=1
同じ“枯葉”でも
エディット・ピアフが歌うと...心の奥底まで響いてくる。
http://www.youtube.com/watch?v=n2s2tPORlW4&feature=related
ジョニー・ギターという曲も好き...( jazz )
http://www.youtube.com/watch?v=38-IQCjIpnk&feature=related

数年前におじいちゃんは亡くなり...家も取り壊されました。。
でも、この頃の記憶が...今でも私を支えてくれてる気さえします...
ここは...目を瞑ればいつでも帰れる “ 心の故郷 ” です。